ダ・ヴィンチ展

hanaap2007-05-13

東京に行ったついでに東京国立博物館で開催中の『レオナルド・ダ・ヴィンチ−天才の実像』に行ってきました。
話題の『受胎告知』がメインなのですが、こちらには従前の予想どおりあまり感銘を受けず。
まぁ、それもそのはず。テレビ等でいろんな特番組まれてて目にする機会が多いうえに、長蛇の列で絵の前を通る間に鑑賞するだけではね。
でも第2会場の特別展示はすごく面白かったです。
展示する側もそうなることはお見通しなのでしょうね。『受胎告知』はダ・ヴィンチの多様な面を知るための入口という構成なんですけどね。
「芸術家」である前に「自然科学の観察者」であるダ・ヴィンチの姿を残された手稿のアイデアから読み解くために様々な趣向が施されていました。
彼のこだわりっぷりと興味の範囲の広さと物事を把握する感覚の鋭さにただただ感嘆。
かなりの人出で落ち着いて見れなかったのが残念でしたが展示の量・構成に満足の数時間でした。


狙い目は平日の開館直後かなという気がします。
こちらは国立博物館のサイトです↓↓
http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=X00/processId=00